HoloLensとパソコンの連携を簡単にする「Microsoft HoloLens」
概要
Windowsのアプリストアに「Microsoft HoloLens」という名前のHoloLensとパソコンの連携を簡単にする公式アプリがあります。
そのアプリのインストール方法とできることについてまとめたいと思います。
インストール
「Microsoft HoloLens」は日本版のアプリストアでは見つからないので、まず地域の設定を変更する必要があります。
スタートメニューから設定をクリックし、設定を開きます。 そこから、[時刻と言語] -> [地域と言語] -> [国または地域] -> [米国]を選択します。
地域を日本から米国に変更した後、Windowsのアプリで「Microsoft HoloLens」と検索します。すると、以下のようなアプリが見つかると思います。
あとは、アプリストアからこのアプリをインストールするだけです。
何ができるのか
自分の持っているHoloLensのIPアドレスを入力しておくことで、簡単にHoloLensと自分のPC間で連携ができます。Device Portalの簡易版だと考えてくれればいいと思います。
HoloLensとPCの連携
Addで自分のHoloLensを登録することができます。HoloLensのIPアドレスと入力して、Connectをクリックします。
すると、このようにOnLine状態になると思います。次回以降は、自分の設定したHoloLensのボタンをクリックするだけで、HoloLensとPCの連携が可能になります。
メニュー画面はこんな感じ。
Live Stream
ライブストリーミングを行うことができます。Device Portalのものよりも遅延が少ないそうです。誰かにHoloLens越しで見えている世界を見せたいときに使えると思います。
App manager
現在動作しているアプリの一覧が出ます。どこかの空間にアプリを開いたままになって見つからない場合に、ここから簡単に各アプリを終了することができます。
Device info
バッテリー残量やビルド番号などの情報が載っています。PC側からHoloLensをシャットダウンしたり再起動することができます。
その他
CameraでHoloLens側でのカメラ撮影や録画を制御することができます。
Photo&videosで写真や動画を管理することができます。
Virtual keyboardでPC側からキー入力することができます(一番いらない機能?)。